気象情報可視化ツール Wvis

Wvisとは？

気象情報可視化ツールWvisは、気象の立体的な姿を直感的にイメージするためのソフトウェアです。

数値予報に含まれている情報を、立体的に、わかりやすく表示します。

風向・風速、気温、湿度、湿域、相当温位、ジェット気流などに加え、飛行機の航跡を表示できます。

マウスで自由に動かして視点を移動したり、回転したりすることができます。

気象に興味をお持ちの方、航空、報道、教育関係、学生の方、どなたでも無料で利用できます。

2016年春一番の風と航空機の航跡(Wvis Version 2.0.5)

2016年2月14日に関東地方に春一番が吹きました。その時の風と飛行機の航跡を表現しています。

2013年台風26号 (Wvis Version 2.0)

2013年10月15日18:00UTC 台風26号が接近し、伊豆大島に大きな被害を与えた時の様子を表現しています。

2015年台風11号 (Wvis Version 2.0)

日本に接近中の台風11号の様子です。
台風の中心付近の暖かく湿った空気(相当温位)、風向・風速、降水量を表現しています。
表示している時刻は、7月16日09時JST(00:00UTC)から、3時間ごと、24時間先までです。

オレンジ色：相当温位(K)
矢印：風向・風速(kt)
立体グラフ：降水量(1時間)

なぜ露点差[T-Td]は初期状態で1.2℃になっているのですか？

下層悪天予想図の湿域の値に合わせ、初期状態で 1.2℃にしています。その他の値、たとえば 3℃で表示する場合は、手動で変更してください。

Macには対応していないのですか？

Wvisは、Windowsのみの対応です。なお、Boot Camp を使って Mac に Windows 10 をインストールし、Wvisが動作することを確認しました。

インストーラーは含まれていないのですか？

なるべくパソコンに影響を残したくない(レジストリをいじりたくない)と考えています。学内のコンピュータ室等、学生に管理の権限がないパソコンでも使用可能とするため、現在の単純な形式にしています。「見える気象学」p2 の方法でインストールをお願いします。

USBメモリから起動できますか？

USBメモリや外付けのHDDにWvisをダウンロードし、起動することができます。他のパソコンにつなぎ変えて、同様に使うこともできます。